2010年08月07日

クマムシ

クマムシ.jpg
 
 どうですか? この風体。クマムシと言います。英名はwater bears
 最大でも2ミリに満たない生物ですが、とてもしぶとい。
 熱帯から極地方、超深海底から高山、温泉の中にまで生きているのです。
 分類は緩歩動物といって、4対の脚を交互にゆっくりと動かして移動するのです。
 極度の乾燥にも耐え、X線にも人の致死線量の1,000倍以上耐えます。
 またあらたな発見がほかにあったらアップします。 
posted by はむじの書斎 at 13:30| 北海道 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月17日

遅い春爛漫

 フォトログです、しばしご鑑賞を
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 これは、札幌の円山公園。サクラが満開。背後でモヤってるのは、ジンギスカンの煙です。一昨日はすごい人出でした。筆者はこの後、円山に登ります。
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 ちょっと小さいのですが、下にシマリス。上にゴジュウカラがいます。
 円山中腹のカツラの巨木です。
posted by はむじの書斎 at 15:46| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月14日

広大無辺の大宇宙

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  ハッブル宇宙望遠鏡から撮られた、どこかの星座の写真です。
 左上のは「バタフライ銀河」というらしいです。
 これらを見てみると、人間は何てはかなく、小さいんでしょう。
 距離にして何百万光年というのも、この中にあるかもしれません。
posted by はむじの書斎 at 21:31| ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 連載小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

札幌ドーム・ツアー

 久々の投稿です。
 フォトログです。先日行った「札幌ドーム・ツアー」から。
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 野球グラウンド⇒サッカー場へ作りかえてました。

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 これは、一塁ベンチ裏のブルペンです。奥の三色プレートまで18.44メートルあります。
 調子こいてタマ投げてみたんですけど、プレート手前でワンバウンドしました。

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 これは、ロッカー室です。案内状が示しているのは、故・木村拓也コーチが現役時代に使っていたブースだそう。
 
 
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 これは見ての通り、浴室です。「嵐」のメンバーが使ったとか使わなかったとか。

 
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 ちょっとピンぼけで、ドーム外観です。まだ、雪残ってます。

 
 
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  この機関銃のようなのは、「放水銃」なのだそう。どんな時に使うか、興味津津。
 
 
 
 
  
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2010年02月07日

テスト、テスト

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2009年07月04日

「閉塞感の打破」移転について

  都合により、「閉塞感の打破」はしばらく休止します。
  なお、新連載は「らりほー」にて掲載しております。
  アドレスは http://shc-73.seesaanet/ です。
  ブックマークのし直し等をお願いします。なお、新連載「異界皇子」は1.200字詰めで120枚に及ぶ作品ですので覚悟してください。アップロードするだけでことし一杯かかりそうです。
  長期間、「閉塞感の打破」をご愛読していただき、ありがとうございました。「崖の上の放尿」のようなナンセンスものを時折挟んでいけたら、とおもいます。

 ブログオーナー はむじの書斎より
タグ:新連載
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2009年06月28日

ユカリ 由香里  怒濤のフィナーレ

  それからぼくたちは舗道を、どこまでも手をつないで歩いていき、新宿西口公園まで来た。美智子がそれをまのあたりにしたら、きっと妬いていただろう。
 「なあ、由香里」
 「えっ?」
  ぼくたちは冷たい風が吹きすさぶなか、ベンチに腰かけていた。人影はほとんど見あたらない。
 「あそこの話の続きだけれど、君は『いちばん変わるのは人間だ』って言ってた。どうなちゃうんだろう」
 「そうね、簡単に説明すると…。まず磁石を思いうかべてみて。磁石にはかならずN極とS極があるでしょう。2010年代中ごろになると、人間の二極分化が加速して、どうにもならなくなるの。大多数の人間は一方の極に引きつけられたまま、動かなくなってしまう。もう一方の極に行ったわずかな人間だけが、新たな進化に臨めるというわけなの」
 「その、大多数の人間たちは、具体的にどうなるんだい」
  彼女はすこし間を置いた。
 「もう人間とは呼べないわ。人間の醜い部分である、わがまま、唯物主義、高慢、嫉妬、貪欲さなどがすべて寄り集まった、ふた目とは見られない怪物ばかりだわ。未来は個人の想念が外見にすぐあらわれるのよ」
 「…何ともおっかない時代だなあ。しかし、今の時代にだって、その予兆はありそうだ。地球環境をここまで圧迫したのは、もともと人間の貪欲さだろう。物質的な充足を求めるうち、地上から楽園はなくなってしまった。そんな人間は裁かれて当然さ」
 「人間のほんとうの豊かさとは、物質的な側面だけのものじゃない。“支配階級”に属する人びとが、金欲、物欲がらみで覇を競いあい、下々の人たちをないがしろにしたから、地上が荒れ果ててしまったのよ。人間はもともと欲にかられ、野犬のように咬み合いをやるほど愚かではなかったはずなのに」
 「由香里、君は未来でも予言を?」
 「人間のゆくえが、そして地球の未来もおおよそは見えているわ。荒廃した時代だけれど、同時に、人間には新たな飛躍が期待できる、希望の時代なのよ。すくなくとも西暦2033年には月に一部人類が移住するでしょう。いずれは火星を新天地に…」
 「テレビで不倫ドラマやグルメや悪ふざけ番組を見てる場合じゃないな、これは」
 「人間、息抜きもどこかで必要でしょう。しかし、民衆を真実から遠ざけることばかりしてるわ、今の体制は。これが学歴社会の到達点だと思うと、背筋が寒くなるわ」
  冷風がぼくに吹きつけてきた。何というタイミングなんだろう。
 「未来を知ってしまった以上、ぼくも何か力になれないか」
  ぼくは足元の石畳を、靴底でとんとんやった。
 「あなたは受験に失敗したわ。でも将来、学歴なんて毛ほどの意味もなくなる。怪物に変異しないためには、清らかで純粋な心を持つことと、何より体力がいるの。地球環境の激変と、魍魎化をまのがれた人間だけが新たなスタートラインにつくことができるわ。それは一般に信仰されていた価値観が転倒するときであって、各人の霊格ですべてが決定される時代への橋渡しなの。
  耕、あなたにアドバイスしておきたいのは、この半年間で起きたできごとをまとめて、主観を交えて小説にしてみること。それで道が拓けるかもよ」
  16年後のユカリは、容姿ばかりではなく、知性でもこの時代の同世代と比べ物にならないほどだった。話し方はおだやかなものの、説得力は圧倒的だった。
 「そうか、小説か。いつか作家にでもなってやろうかと思ってた」
 「でも、は余計よ」
 「君はこれから…」と、ぼくは尋こうとした。しかし、こっちの心中を察したのか、由香里は機先を制した。
 「私は戻らねばなりません。職権を逸脱するかたちでこの時代にやってきましたが、シャーマンとしての責務が待っているのです」
 そこには威厳のある、別の「由香里」がいた。
 「あなたは“これから”を大事に生きてください。そして遠田美智子さんを大切に。私の眼にはふたりが夫婦になっているのが見えます」
  由香里はすーっとベンチを立った。
 「ま、待ってくれよ」
  惜別の情にひたる間もあたえられず、彼女は大きな欅(けやき)の樹にむかって歩きだした。ぼくの尻は、なぜか磁石のようにベンチにひっついてしまい、身動きが取れなかった。
  由香里は立ち止まり、こちらを向いて微笑んだ。
 「あなたは思考生態系に乱れがあった。だから私の光を分けてあげたわ。手をつないでいたのはそのためよ」
  そのあとに、「誤解しないで」とはいわなかった。
 「ぼくはこの先、君とまた会えるのか」
 「会おうと思えば会えるわ、この時代に生きているユカリには。でも、そっとしておいてあげて…。それより大切なことがある。人間にとってほんとうに怖いのは、大切なことを忘れて生きつづけることよ。それだけはおぼえておいて。さよなら・・・耕」
  一度手を振るなり、由香里は前方に向き直った。そして身体全体が透きとおって、ついに欅の太い幹と見分けがつかなくなった。
 
 暗澹たる灰色の空が割れ、一条のあたたかな光がぼくを照らした。

                                                            了
タグ:人間の未来
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2009年06月27日

ユカリ 由香里  終章 再会2

  由香里は紙コップの中の、ぬるくなったコーヒーをひと口飲んだ。
  彼女は、「気を悪くしないでね」と前置きしてから、
 「あなたは本来死んでいたのよ、さっき」
  と、いった。
  ぼくは口の中のコーヒーがはばけて、咳込んだ。「うそだろ」と、悄然とした気分でつぶやく。
 「未来を、事情のわかっていない人に説明するのは骨が折れるわ。心の備えができていない人には、とくに」
  ゆるやかなカーブをえがく大窓に面したカウンター席。彼女は外の人と車の往来に目を移し、小雪の降りしきる街の風景を鑑賞した。
  その間はぼくも口を閉ざし、“ユカリ”が超能力少女だったことを思い出した。
 「あなたはあそこで死に、私の結婚相手として転生するはずだった…。だけど、こうなってしまった以上、もう無理」
  由香里は複雑な表情であった。それは、どちらかと言えば「物悲しい」という形容が似つかわしい。
  ぼくは驚愕でアゴをはずしはしなかった。逆に、すべてを受け入れる気になっていた。彼女のもつ艶然とした雰囲気でそうなったのだろうか。
 「どうしてぼくを…、ぼくを助ける気になった?」
 「あなたは、あの納屋にじぶんをかえりみずに来てくれた、あんな目に遭ってまで私を助けてくれた…。だから幼な心に誓ったのよ。『耕に何かあったら、今度はかならずわたしがたすけてあげる』って」
  胸が熱いもので満たされるのを、ぼくは今まででいちばん強く感じた。言葉なんていらなかった。
タグ:恩返し
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2009年06月26日

マイケルが…



 稀代のスーパースター、マイケル・ジャクソンが死去しました。
She is out of my life  という曲がここではふさわしい気がします。
タグ:追悼
posted by はむじの書斎 at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ユカリ 由香里  終章  再会1

  ようやっと事態を察したのは、どこかのハンバーガーショップの2階だった。
  命の恩人は、若く、たいへんな美貌の持ち主だった。ここにたどり着く間に、何人の男が振り返っただろう。それが蒼ざめた顔の、同年代の男の手を引いていたものだから、目立つことこの上なかった。
 「助けてくれて、どうもありがとう」
  ぼくはとりあえず礼をいった。
 「やっと恩返しができたわ。ぎりぎりのところだったけど」
  彼女は、はきはきといった。青いベレー帽を脱ぐと、短めのつややかな黒髪があらわれた。
 「恩返し?!」
  気の動転というパニックから完全に解放されていないぼくは、当惑した。
 「わからないかな。じゃ、これでどう?」
  彼女は背負っていたバッグのなかから“ぬいぐるみ”を取り出した。首筋に縫ったあとがある。
 「……ミミちゃん! どうして君がこれを?」
 「私がこれの持ち主だからよ。私の名は由香里、森川由香里…」
  ぼくは彼女の言葉がすぐに呑みこめなかった。
 「君はユカリの姉なのか?」
 「ちがう。私はあなたに誘拐犯から助けてもらったユカリよ。あれから16年もたって、今はこうだけど。それと字がちがう。理由の由、香水の香、里、この三文字で由香里なの」
 「おれは迎耕一郎っていう。苗字を音読みされると“ゲイ”になって、そちら方面の人と勘ちがいされちゃうんだ」
 「あれ、冗談が出るようになったじゃない」
  自称“ユカリ”はにこやかに笑い、はじめて白い歯を見せた。どっきりするほど美しい。だが、まだだまされているような気がした。
 「ユカリちゃん、去年の秋、あなたに別れぎわ、『わたしとかんけいのある女の人と出会う』って、いってなかった?」
 「…たしかにそういったよ。その関係者が君自身だってのか? 今のユカリはまだ5歳で小学校にも上がっていない。なのに君は…」
 「あなたが変に思うのも無理ないわね。ごめんね、びっくりさせて。真実を話すから、ちゃんと聞いてよ」
  彼女はブルゾンを脱いだ。その下はタートルのグレーのセーターである。緋色のミニスカートの先に、すらりと長く伸びた脚が二本。
  彼女は黒タイツにくるまれたそれを組み換えた。
 「さっきもいったけれど、私は16年後の、西暦2025年から来たの。未来のユカリちゃんてわけよ。世の中すっかり様変わりして、その16年のあいだに何があったかというと、中東で核戦争がおき、アメリカのカリフォルニアは海に沈むし、大西洋の大規模な地殻変動で“ニューアトランチス”が、浮上したわ。日本では、近海の大規模な地震の続発で津波の被害が出たし、東京もそれにやられた。火山噴火もあって、泣きっ面にハチのような状態だった。その中でいちばん変わったのは人間よ。はっきりと二つのタイプに分離した…」
  ぼくは、ぽかんと口をあけて、彼女の口から矢継ぎ早にくりだされる驚愕の未来図を反論せずに聞き入った。そして姑息なことに、一番の関心事を尋いた。
 「ぼくの未来は?」
 と。
タグ:ぬいぐるみ
posted by はむじの書斎 at 22:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 連載小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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